「地球温暖化の影響でキリマンジャロの万年雪(氷河)が消える」などということを聞いたことがあるだろう。筆者自身以前は確かに見聞きしたことがあったのだが、まさかいまだにそんなことを本気で言っている人や団体が存在するとは思わなかった。
キリマンジャロは赤道直下に位置しているにもかかわらず、標高が高いため頂上付近には氷河が発達している。その縮小しつつある氷河は「地球温暖化の象徴」ともされて環境活動家などに利用されていたそうである。今回氷河の縮小は地球温暖化とは無関係という論文が出るということで一般向けにも大々的にニュースとして報じられたようだ。
しかしこの論文の著者のひとりKaserは2004年にすでに同様の主旨の論文を発表しているのである。その中で彼はキリマンジャロの氷河の縮小の原因は1880年頃の突然の気候の乾燥化によるものであり、20世紀中の気温の明らかな上昇トレンドはないと断言している。氷河の存在する標高での年平均気温は-7.1℃であり季節によってほとんど変化がないとのことであり、氷河よりも低い高度には永久凍土の発達も認められることから氷河の縮小の原因は「気温」でないことは明白だ。この論文の時は一般向けにマスメディアが報道しなかったことも原因のひとつとしてあるだろうが、温暖化論者や環境活動家はこの氷河の縮小を温暖化の「象徴」として無関係と知りつつもちゃっかり利用してきたようだ。さすがはなんでも温暖化のせいにする連中だ。いったいどういう神経をしているのか、天性の詐欺師だね、まったく。だまされないようにしなくっちゃ。
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